イエメンの難民キャンプ視察

2009年1月22日(木)〜31日(土)

今年の1月、NGO団体の知人から誘われ、イエメンに行ってきました。

イエメンはその昔、海のシルクロードの要地として栄え、「幸福のアラビア」と呼ばれていました。時代は移り、現在は石油の埋蔵量も少なく、アラブ諸国の中では最貧国といわれています。

しかし、そのような状況下でもイエメンは、ソマリヤ、エチオピア等の国々から140万人もの難民を受け入れ、アフリカの国々の平和を願いながらさまざまな支援をしています。

私達の日常からはとても想像できない、難民生活とはいかなるものなのか。新聞やテレビ等の報道では知り得ても、実際にこの目で見、聴き、感じたままを皆さんにお伝えし、その上、私達のできることはないのか、あるとすればどのようなことなのか、真剣に考え、実行に移せるものは小さなことでも移したいと思っています。

私はよく医療や水も十分でなく、貧しい生活をしているアジアの国々に行きます。裸足でボロボロの服を着、でも元気に遊んでいる子、お手伝いしている子ども達は、どの子も人なつっこくて明るい。

また、「ご馳走なんかないけど、今日も家族みんなで食事ができて嬉しいよ!」と胸をはる肝っ玉母さん。あーあ、幸せって何?豊かさって何?とつくづく考えさせられ、私自身、リセットするのです。

このように私の学んだ多くのことを伝え、聞いていただき、その上私達のめざすべき生活を考えていただきたいと心から思って日々活動しています。ほんの一部のフォトリポートです。ご覧下さい。