世田谷区で働く職員について

今回は私たちが住んでいる世田谷区で働く職員についてです。

身近なところでは近くにあるまちづくりセンターやごみの収集に来てくれる清掃車などでなじみがある世田谷区役所。でも私たちは区役所やそこで働いている職員のことをどれほど知っているでしょうか?意外と知らないのですね。

世田谷区は本庁社の他、五つの総合支社に分かれていて、より身近な場所で行政の必要な届出や相談が受けられるようになっています。ほかにも出張所、清掃事務所、図書館、公園事務所など私たちに身近な施設があり、そこでも多くの職員が働いています。

例えば、等々力にある玉川総合支所の庁舎には140名の職員が働いていて、区立保育園で働いている保育士さん達職員は全体で1,000名を超え、区全体の職員数は5,150名にも上ります。

23区中一番の規模を持ち、82万区民を抱える世田谷区でこの職員数が多いのが少ないのかわかりませんが、それでも10年ほど前は職員の数は6,000名を超えていたそうで、この10年間で1,000名ほどの職員を削減してきています。

かわりに非常勤職員の活用が進んできており、2,000名を超える非常勤職員が働いています。これは逆にこの10年間で1,000名ほど増えています。

非常勤職員の内容は多種多様で、出張所やまちづくりセンター、図書館などでの事務の補助や、消費者からの相談の受付や教育相談、延長保育や新BOP(Base Of Playing)事業の補助などの仕事をしています。

景気の低迷が続く中で私たち区民が区役所に期待、要望する内容も多岐に渡り、量も複雑さも増してきています。それに応えるためには区役所も正規職員、非常勤職員の別を問わず一層がんばって頂きたいと思います。

いずれにしても区役所を訪ねた時、正規、非常勤を問わず、暖かい心ある対応をしていただき気持ち良く役所を後にしたいものです。(数字は平成21年4月1日現在のものです)