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世田谷みどり33について
今回は「世田谷みどり33」について、お知らせします。
今、世田谷区では壊されていく自然環境を守り、失われていく緑を回復し創出していくために「世田谷みどり33」という運動を提唱し、区民に呼びかけています。この運動は2032年(区制100年)までに区の面積の1/3をみどりにしようという壮大な目標を定め、この目標の達成のために33年(この運動のスタートは2010年)かけて、こつこつと努力していきましょうというものです。
自然環境を守り、地球のみどりを守るためには息の長い地道な活動が必要であり、そのためには政策が右往左往することの無い様、しっかりした大きな目標を定めることはとても大切なことだと思います。
ただ、「みどり33」を成功させるためには、公園の整備や学校の緑化など、公共施設の緑化を進めるだけではなく、地域・地区に声をかけて、その協力を得なければなりません。区の面積を占める公共用地と民有地の比率を考えると当然のことです。欧州の古くからある都市などでは、街全体の協力でその都市の景観やみどりを構成し、住民全員の協力でそれを維持しているところも多くあります。
世田谷区ももっと地域・地区を大切にし、積極的に協力を呼びかけ、地域・地区と一体となって政策を推し進め、目標を達成していくという姿勢を忘れてはなりません。
来年度の予算案には、二子玉川公園の用地取得や玉川中町公園の改修など「公園緑地の整備」として約84億2千万円、屋上・壁面緑化や生垣・花壇等の緑化助成など「民有地のみどりのまちづくり」に約1億3千万円、小中学校や保育園などの緑化に約1億2千万円の経費が計上されています。(これから議会でこの予算案を審議します。)