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世田谷区の紋章について
今回は世田谷区のマーク(右図)についてお知らせします。
正式には世田谷区の紋章といって「区の旗」に紫地に白で描かれています。他にも封筒や賞状、刊行物にもシンボルとして印刷されており、「区民まつり」など区が主催するイベントなどでも使われているので、「ああ、このマークか」と思われる方も多いのではないでしょうか?
ではこの紋章は何時、どのようにして決められたのでしょうか?昭和31年の区の広報に、区の紋章が決定された様子が詳しく報じられていました。それによると、区が開都五百年記念大東京祭を記念して紋章図案を広く区民から募集したもので、七百七十八点(内訳は、男性七百十点・女性六十八点)の応募があったそうです。その結果、上馬1丁目在住の高山節子さんの作品が選ばれ、昭和31年10月1日に世田谷区の紋章として制定されました。
この紋章の外輪の円は区内の和を、中心は「世」の文字が三方に広がり、人々の協力と区の発展を表しているそうです。何気なく見ていたマークにも、区の紋章としての「歴史」と「謂われ」があったのですね。
次回は区の鳥、区の花、区の樹についてご案内します。