世田谷区の鳥、花、樹について

前回の区の紋章に引き続いて、今回は区の鳥、花、樹についてお知らせします。

昭和43年、東京100年を記念して、区の象徴とするのにふさわしく、区民から親しまれる区の鳥、花、樹を制定することとし、紋章のときと同様、広く区民に公募しました。

その結果、鳥では「オナガ」「キジバト」「コジュウケイ」など28種で189点、花では「サギソウ」「バラ」「ツツジ」など44種186点、樹では「ケヤキ」「イチョウ」「サクラ」など42種191点、合計で566点もの応募があったそうです。

この応募を受けて世田谷区ではそれぞれの専門家の意見を基に選考を行い、区の鳥として「オナガ」区の花として「サギソウ」区の樹として「ケヤキ」をそれぞれ制定することに決めました。

区の鳥「オナガ」

「オナガ」は姿の良い鳥で、ピンと伸びた尾は長く、姿勢のよさと精悍さを感じさせます。 関東地方に多く、「関東尾長」とも呼ばれているそうです。

区の花「サギソウ」

「サギソウ」は純潔で気高く、優雅さを感じさせますが、どこかもの悲しく、常盤姫にまつわるサギソウ伝説が偲ばれます。

区の樹「ケヤキ」

「ケヤキ」は強世田谷区の紋章く、堅く、幹は直立して、大空に向かって真っ直ぐ伸びるその姿は、気高く、安心と安らぎを与えてくれます。